犬やドッグフードの豆知識

病気かも?愛犬がドッグフード(ご飯)を食べない7つの理由と対処法!

  • 成長期なのに子犬がご飯を食べてくれない
  • 有名なプレミアフードを試してみても食べない
  • フードをお湯でゆやかして香りを出しても食べない
  • 老化なのか老犬になったドッグフードを食べなくなった

などなど…愛犬がなぜかドッグフード(ご飯)を食べてくれなくて困っている飼い主さんも多いと思います。ただのわがままなのか?病気で動物病院の診察が必要なのか?心配ですよねっ…

ここでは、愛犬がドッグフード(ご飯)を食べない7つの理由や、対処法や食べてくれる工夫についてお伝えしていきます。

【こんな行動をしていたら病気かも!】愛犬がドッグフード(ご飯)を食べない時7つの理由と対処法!

チェック項目 主な理由・状態 病気の可能性
□わがまま?元気があるが食べない おやつ、トッピング、人間の食べ物を与えすぎ
□寝てばかりいて元気がない犬 夏バテ、体調不良、老化
□お腹がキュルキュル鳴る 腸器官の不良、ストレス
□下痢・軟便 腸のリセット、ストレス、繊維不足、薬の副作用、消化器官の疾患 低~中
□水はガブガブ飲むがご飯を食べない ご飯が合わない、肝臓・腎臓機能の低下 中~高
□吐く・嘔吐・胃液吐く ご飯が合わない、消化器官系疾患、ガン 低~高
□口が臭い、呼吸が荒い 口内炎、歯周病 低~高

ドッグフード(ご飯)を食べない理由はただの体調不良なのか?それとも病気が原因なのか?など、愛犬の病気のサインに気づいてあげるのは飼い主の役目です。

上では7つのチェック項目をリスト化して表示しましたが、特に

  • 吐く・嘔吐・胃液吐く
  • 呼吸が荒い、息が荒い
  • 食べているのに痩せていく

のような行動を示していたら重度疾患の可能性があります。「いつものことだから…」と気にしないのは要注意で、気づいたら死と直結する病気になっているかもしれません。

基本的な対処法

基本は「動物病院につれて行く」です。犬は我慢強い生き物で、パッと見ても症状が分かる頃には「私がもっと早くに気づいてあげれたら…」と自分を責める飼い主さんも少ないありません。

だからこそ、リストを参考に日常のチェックを行い、愛犬の体調不良や病気にいち早く気づいてあげましょう!

とはいえ一般的には、動物病院に連れていかなくても飼い主さんの工夫や対処法で、愛犬がドッグフード(ご飯)を食べてくれることが多いです。次に、7つの食べない理由と、対処法についてお伝えしていきますねっ!

【食べない理由①】わがまま?元気があるが食べない


病的な症状が見られずに、元気なのにドッグフードを食べない場合は、賢く犬に多くみられます。動画のような柴犬ちゃめも

  • ご飯を食べなければ飼い主が美味しいおやつを出してくれる
  • 食べなければトッピングを出してもらえる

ということをすでに学習しているため、ドッグフードは食べずにおやつだけを食べてしまいがちです。

これは過去に、「おやつ、トッピング、人間の食べ物」などをドッグフードの代わりに与えたことが悪影響していることが多いです。

その中でも特に食いつきが悪くなるのが「人間の食べ物」の味を経験した犬は、高い確率でドッグフードにありつかないことが多いです。

その理由は、人間の食べ物はドッグフードに比べて「におい、味」が濃いので、ドッグフードの食いつきが悪くなり、愛犬の嗜好性に大きな影響を与えます。次で嗜好性について説明します。

嗜好性に影響するのは3つの要素

嗜好性とは、「犬が早く、自ら好んで、餌を食べることができる特徴」と呼ばれていますが、大きく3つの要素に分けることができます。

におい 形・大きさ・食感

犬は、ご飯を食べる時に「におい」で口に入れるものを選びます。そして、フードを噛むことで「食感・大きさ・形」を判断し、「味」で危険なものを含んでいないかチェックします。

犬は、飼い主さんが与えたものしか食べないので、「おやつ、トッピング、人間の食べ物」は、嗜好性に悪影響を与えることが多く、わがままな子に育てている可能性が高いのです。

対処法

ドッグフードを食べないわがままな犬にも、食べさせる少しの工夫でドッグフードを食べてくれるようになるのでご安心ください!

ドッグフードを好きになるための少しの工夫
  • 運動量を増やしお腹を空かせる
  • ご飯を食べなかったら「15分経ったら下げる」
  • おやつ、トッピング、人間の食べ物は絶対にあたえない
  • ドッグフードをドライヤーで温め「におい」を強める
  • ドッグフードをお湯でゆやかし「食感」をよくする
  • ドッグフードに「ヤギミルク・カツオだし・オメガ3オイル」をトッピングする
  • 食べたらめっちゃ褒める!

私のおおすめは「ドッグフードに「ヤギミルク・カツオだし・オメガ3オイル」をトッピングする」でこれをうちの子に試してみたらドッグフードも食べてくれるようになりました!詳細は以下の動画よりチェックして下さい!

ドッグフードを食べない犬におすすめな「ヤギミルク・カツオだし・オメガ3オイル」で少しの工夫!

【食べない理由②】寝てばかりいて元気がない犬


次に、ぐったりと元気がなく寝てばかりいる+ドッグフード(ご飯)を食べない犬についてご説明していきます。

年齢別に寝てばかりいて元気がない犬がご飯を食べない理由と対処法についてお伝えします。

年齢別 理由 詳細ページ
子犬
  • 成長期のためよく眠る
  • 風邪、体調不良・病気
>>子犬がご飯を食べない理由を詳しくチェックする
成犬
  • 夏バテ、風邪、体調不良
  • 病気
>>成犬がご飯を食べない理由を詳しくチェックする
老犬
  • 夏バテ、風邪、体調不良
  • 老化、病気
>>老犬がご飯を食べない理由を詳しくチェックする

次に、子犬、成犬、老犬別に分けてドッグフード(ご飯)を食べない時の対処法についてご説目していきます。

子犬がドッグフードを食べない時の対処法

子犬の場合は、人間の赤ちゃんと同じで成長のために睡眠を多くとります。ペットショップでも子犬が寝ているのをよく見かけますが、これは本能的に睡眠時間を確保してるためです。

成長期で寝てばかりいる子犬であれば問題なのですが、

  • ストレスを感じている
  • 体調不良・病気
  • などの可能性があるなら、症状を正しく飼い主さんが判断し正しい対処法をする必要があります。より詳しく子犬がドッグフードを食べない理由をまとめましたので、以下ページより対処法をチェックして下さい。
    内部リンク

    成犬がドッグフードを食べない時の対処法

    成犬の場合は、体調不良、ケガ、ストレスを懸念する必要があります。また、熱中症にかかりやすい夏の時期には夏バテや、風邪などによる体調不良がドッグフードを食べない理由に当たることが多いです。

    具体的な対処法として

    • 十分な水分補給
    • ドライフードだけではなくウェットタイプの食べやすいご飯の工夫
    • 室内の温度調節
    • 散歩時間・場所の工夫

    などの、愛犬が過ごしやすい環境や、食事・水分補給をして頂くとよいでしょう。

    老犬がドッグフードを食べない時の対処法

    犬も人間も肉体の老化には勝てません。昨日できたことが今日はできない。今朝できたことが夜はできない。正常に機能していた肉体がひとづずつ順番に機能しなくなる。これが老化です。

    小型犬なら10歳前後から、大型犬のグレート・デーンなどでは6歳から、老化の兆候が出初めます。代謝が衰えるので食欲が減り、歯の病気や顎の力が弱くなり、噛むのが難しくなります。

    具体的な対処法として

    • ご飯の香りがでるように温めから与える
    • ドライフードを噛むのが難しくなったらウェットフードに順次きりかえ
    • 低カロリーな手作りフードをあたえる

    などの、食事が食べやすいように工夫したり、栄養価に注意したりする必要があります。

    【食べない理由③】お腹がキュルキュル鳴る


    お腹が鳴るのにドッグフードを食べない理由はいくつかあります。

    • 空腹
    • 胃腸の機能低下(便秘、下痢や嘔吐)
    • 呑気症(不安やストレスから多くの空気を飲み込む)
    • 腸内ガスが溜まる
    • 鼓腸症(腸の中で穀物が発酵してオナラ(放屁:ほうひ)やお腹のギュルギュル音(腹鳴)がする状態)
    • 胃拡張・捻転症候群(胃の中に溜まったガス(気体)を飲み込んみ、そのまま胃の中に溜まって胃が拡張した状態
    • 過敏性腸症候群(緊張やストレス)

    というように、胃腸が弱ったり、ストレスが原因で症状が悪化したり、ただの空腹だったりと様々です。

    対処法

    お腹が鳴るのにドッグフードを食べない犬への対策は以下を参考にして下さい。

    • 1食(朝・夜)抜いて、夜まで待たせてみる
    • 3食(朝・夜・朝)抜いて、夜まで待たせてみる(それでも食べなければ動物病院へ)
    • お腹の音が連日続くようであれば、フードを見直してみる

    というように、食事の見直しや、少し時間を置いてご飯を与えてみるのが効果的です。

    【食べない理由④】下痢・軟便


    愛犬が「ご飯を食べない」&「嘔吐・下痢」&「元気がない」という症状が重なった場合に見られる病気は

    • 急性腎不全(腎臓に異常をきたし老廃物を体の外に排出できなくている)
    • 慢性腎不全(尿を作る機能が徐々に低下している)
    • 腸閉塞(異物が原因で腸がつまっている)

    というような腎不全・腸閉塞などの緊急度の高い病気の可能性があります。もしくは、ストレスや繊維不足による腸内のリセットということも。

    消化器系の病気の可能性が高いです。その時は脱水症状には気をつける必要があるので水分補給はしっかりとさせるようにしましょう。

    対処法

    基本は「動物病院につれて行く」です。急に水の量が増えた!1日(24時間)で体重1kgあたり100mlを超えるのが3日続いた場合は、病気が疑われるので獣医にの診断が必要です。

    【食べない理由⑤】水はガブガブ飲むがご飯を食べない


    体重1kg当たり30~50ccの水を飲むのが適切です。

    しかし、明らかに体重1kg当たり100cc以上の水を飲んでいたりすると過剰に水分を摂取していて病気の可能性があります。

    「ドッグフード(ご飯)を食べない」&「水は過剰に飲む」がセットであれば

    • 腎臓の機能低下
    • 副腎皮質機能亢進症(ホルモンの病気)
    • 肝臓の病気
    • 子宮蓄膿症
    • 尿崩症(尿の調節をしているホルモンや、腎臓のトラブル)
    • 高カルシウム血症(ホルモンの病気や腫瘍などで)
    • 糖尿病

    などなど…ざっと上げるだけでも見極めるべき病気がたくさんあります。

    対処法

    基本は「動物病院につれて行く」です。水の飲み過ぎは病気のサイン!言われており、。一般に、一日(24時間)で体重1kgあたり100mlを超える場合は異常と判断します。

    1日(24時間)で体重1kgあたり100mlを超えるのが3日続いた場合は、病気が疑われるので医師の診断が必要です。

    愛犬が1日に必要な水分量をチェック!

    犬の体重(kg) 飲む水の量(ml)
    1kg 190ml
    2kg 190ml
    3kg 260ml
    4kg 320ml
    5kg 370ml
    6kg 430ml
    7kg 480ml
    8kg 530ml
    9kg 580ml
    10kg 630ml
    15kg 850ml
    20kg 1060ml
    25kg 1250ml
    30kg 1440ml
    35kg 1610ml

    ※一日あたりの正常な水摂取量の目安 :犬 体重1kgあたり20~90ml

    【食べない理由⑥】吐く・嘔吐


    ドッグフード(ご飯)を食べずに嘔吐する理由は、食事を変えるだけで改善する消化器官系の疾患もあれば、病原体の複合感染により、病気が慢性化する可能性があります。

    嘔吐に関して病院へ行く必要がないのは、胆汁嘔吐症候群と呼ばれる空腹が原因の黄色の嘔吐をする場合です。

    「食事の回数を増やすしたり」「寝る前に少しだけフードをあたえる」と改善することがありますが、繰り返す嘔吐については以下のような病気の可能性もあります。

    • 消化器官系疾患・腸炎(腐った食べ物、毒物や、病原体の感染、薬の副作用が原因)
    • 腎臓病(病原体(細菌・ウイルス・寄生虫の感性)や毒物が原因
    • 肝臓病(病原体の感染、食事や薬物による肝臓へのダメージ、肥満が原因)

    肝臓病・腎臓病に関しては、嘔吐だけではなく、下痢、黒色便・吐血・意識混濁・口臭・痩せるなど、セットで愛犬に症状が見られることが多いです。

    対処法

    胆汁嘔吐症候群や、消化器官系疾患であれば、食事を変えたり、回数を増やすことで改善することがあるので緊急度は低いでしょう。

    しかし、2日以上嘔吐を繰り返す、嘔吐だけではなく下痢や他の症状も混ざっている、というような腎臓病、肝臓病の疑いがあるのであれば、「動物病院につれて行き」精査する必要があります。

    【食べない理由⑦】口内炎、歯周病


    口内炎は食欲を落として消化器官を休めたいという何らかの理由があり、歯周病は日常の口内ケアで対策が必要です。

    口内炎は、大量のよだれ、ひどい口臭などの症状が見られます。原因は感染症などのによる体力の低下が一般的です。

    また、歯周病は歯肉が赤くはれる(歯肉炎)、歯茎からの出血、歯がぐらぐらするために、食事に時間がかかったり、食べたいのに食欲がない印象があります。

    原因は、歯垢(しこう)や歯と歯の間にある食べかすで、日常の口内ケアを行ったためです。

    口内炎の対処法

    口内炎を引き起こしている基礎疾患に対する治療を優先し、ウイルスを抑える抗生物質の投与を動物病院で行います。

    口内炎は、他の疾患の周辺症状なので、基礎疾患をしっかり治療すれば自然と口内炎も改善されます。

    歯周病の対処法

    歯周病は、歯周病菌や炎症をおさえる抗生剤などを使って治療するケースが一般的です。

    また、歯周病を引き起こす原因の大半が歯垢や歯石のため、スケーラーという器具を使って歯石除去していきます。

    まとめ

    いかがだったでしょうか?ここでは、愛犬がドッグフード(ご飯)を食べない7つの理由・原因や、対処法・食べてくれる工夫についてお伝えしてました。

    愛犬の症状を飼い主さんが判断し、獣医の診断を受けるべきか?動物病院に連れて行く必要はあるのか?もご理解頂けたと思います。

    病気の症状が出ているときは、複数の症状が重なっている傾向が多いので、自分で判断さずに、不明なことがあれば獣医に相談することをおすすめします!